私『理屈コネ太郎』は植物の名前には全く疎く、梅と桜の区別すらつかない野暮天であるのだが、草木が芽吹く現象には”萌え”を感じたりもする斑模様の感性の持ち主。
最近萌える気を静かに発している何かの木の”萌え”を写真に切り取るべく、マクロ撮影を試みた。M.ZUIKO60㎜ F2.8をOM-1に装着して、
AFとマクロレンズの組み合わせって凄っげえ! 最初の一枚からそう思った。
芽の先端部分を拡大すると…
合ってるし。
別の角度から…
先端を拡大すると…
合ってるし。
また別の角度から…
拡大すると…
やはり合ってる。
因みに絞りは全て開放の2.8。なので、被写界深度はもっと深くできるし、OM-1には深度合成モードなるフォーカスブラケット撮影での複数枚の画像から一枚の写真を合成する機能もある。
技術の進歩って本当にありがたい。『理屈コネ太郎』ごときヘッポコ野郎でもそれっぽい写真が撮れてしまう。
唐突だけど、そう考えると、撮影者の”素”の腕が写真にダイレクトに反映される素のカメラであるライカをプロが使いたがるのも理解できる。
撮影者の技術や知識や情熱や撮影行動が正確に作品に反映されてしまうカメラがライカなのだ。ライカはたぶんそれ以上も以下も写さない。
ぶっちゃけ写ルンですでもプロは大丈夫なのだろう。ただ、写ルンですだとクライアントや衆目に対して恰好悪いから高額なカメラを選んでいるだけ…なのかも。写ルンです愛好家の方には申し訳ない。
いや、全然見当はずれかもしれないけど、『理屈コネ太郎』はそう思った。
OM-1(に限らず日本製カメラ)はチートレベルだなあって感じる。だって、素人が揺れる船を足場に飛んでる鳥を撮影できるカメラ本体に、マクロレンズを付け替えただけで上記の写真が撮影できてしまうのだ。
明らかにカメラが写真の出来を底上げしている。
この技術の有難さに敢えて背を向けて素なのに超高額なライカを選ぶプロ写真家の矜持に思いを馳せるこの日の『理屈コネ太郎』でありました。
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著者紹介は
理屈コネ太郎の知ったか自慢|35歳で医師となり定年後は趣味と学びに邁進